今日はこれから公開の映画の紹介です。その映画とはジャズの帝王マイルス・デイビスを描いた「マイルスアヘッド」です。先日紹介したチェット・ベイカーを描いた「ブルーに生まれついて」に続く、ジャズトランペッターがモデルの映画。
アメリカでは4月に公開されたこの「マイルスアヘッド」。日本では12/23から公開。「ホテルルワンダ」主演の俳優ドン・チードルが監督、脚本、主演をこなす意欲作。何てたって2006年から初めてようやく公開にこぎ着けたという問題作。
マイルスアヘッド予告編
予告編はかっこいいねえ。
さて、隠してもしょうがないのでぶっちゃけていうと、すこぶる前評判が悪い。「ブルーに生まれついて」とはえらい違いじゃ。
なにせ公式ホームページが見当たらない。異常事態です。予告編での著名人のコメントも日野皓正と大江千里の二人だけ。マイルスフリークの菊地成孔先生もチェット・ベイカーの映画の方にコメントを寄せるという有り様。
公式ホームページありました!→
検索しても出てきません。配給元のソニーピクチャーズからリンクがあります。
チェットベイカーを描いた「Born To Be Blue」
話題もりもりのマイルスの人生において、失踪していた空白の5年間に焦点を当てたのはいいアイデアだと思います。ドンチードルがトランペットを頑張ったのもえらいと思います。しかし・・・
まあ、自分見てないのでなんとも言えないですが、期待せずに見に行ったほうが良かったりしますしね。
マイルスに興味あるけど、どこから手をつけていいのやらって人にはいいでしょうね。なにせBe-bopから始まって、クール、モード、エレクトリック、フュージョンと、目まぐるしくジャズシーンを駆け抜ける男ですから。
こういう映画で親近感がわいてくるとこれ聴いてみようってなるはず。逆に良く知ってる人には物足りないって事でしょう。
最近だいぶ帝王も存在感が薄れてきたので、こういう映画で一発盛り上がりを・・・。
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