「何者」は世代を越えて刺さる映画

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「君の名は」の横でひっそり上映されている「何者」見てきました。

正直いうと、まだ自分の中ではまとめきれずにいます。それは主人公拓人と自分が重なり過ぎているからかもしれない。

しかし、「何者」が扱ったテーマはどんな人にも共通するものだと思います。舞台が就活で、道具がSNSというだけで、この2つに無縁な人にも確実に刺さるもの。

それが最初に突きつけられるのが、多くの場合就活であり、SNSによって表面化するメディアが増えただけ。

映画「何者」公式ホームページ→

最初は中田ヤスタカが音楽担当と言うことで興味を持ったんですが、俳優陣も今をときめく人ばかりだし、予告編を見て「ちょっと今どきのトレンディものでは・・・」(表現が古い)と躊躇。

中田ヤスタカfeat.米津元帥の主題歌

しかし、原作が「桐島、部活やめるってよ」朝井リュウ、監督が「愛の渦」、「ボーイズ オン ザ ラン」三浦大輔という事で、これはただでは終わらんだろうなと。

おまけにウィークエンドシャッフルで、絶賛だったので、とりあえず「君の名は」を棚上げしてこちらを見に行きました。

案の定、トレンディ感はゼロ。それどころか非常に生々しい。多分、予告編を見て期待して来た人は肩透かしをくらうんじゃないか。97分と最近の映画としては短めですが、結構長く感じました。

不思議な映画だと思います。そんなの普通の事じゃん(わざわざ映画にすることか)っていう人と、ズバリ核心を突かれてぐさりとくる人とに別れる。

必要ない人には1mmもかすらないけど、必要な人にはとても大事な映画になるんじゃないかな。その点がすべての人に受け入れられてる「君の名は」との大きな違い。

どういう道に進むのか、正解はないけれど、少なくとも自分には嘘をつかず納得させて進むしかない。きっぱりと切り替えて進む人と、きっぱり切り替えたように見せてたけど、実は心のどこかでくすぶってる人。

ほんと、拓人くんは自分自身を見ているようだった。自分もあいつみたいに明るかったらなあとか、言わないことがかっこいいとか。そういう感情は映画には出てこなかったけど、きっと思ってるはず。

今、悩んでることがなくても見るとはっと気づく人もいると思う。そんな意味では、できるだけ多くの人に見てもらいたい。

ちょっと座席が寂しかったんですよねー。見る前にたくさんいた若者達は、ほとんど、となりのウシジマくんに行っちゃった。おーい、こっちも山田孝之出てるよー。

関係ないですが、エンドロール見てたら、カラスは真っ白のメンバーの名前が出て来てびっくり。最初のライブハウスのシーンの演奏って、そうだったのね。

keinojiイチオシのカラスは真っ白。

ここでの演奏がこれまた絶妙で、上手すぎず下手すぎず、でもちょっと上を目指すには厳しいじゃないかって感じさせるもの。うまいことやってんなあって思ったら、こんなところに匠が・・・なるほど納得。

こういう細かい演出が見れるようになったのは、ウィークエンドシャッフルのおかげですな。

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