やっぱ音楽って・・・

「フートボールの時間」日本初大正時代の女子サッカーと現代の高校演劇の二つの青春

ついに神回登場。そう思わせるにふさわしい内容だった。9/5放送のアフター6ジャンクション、8時台からの特集「高校演劇特集」。ゲストは大林宣彦監督のような大物ではなく、TBSの澤田記者。そこで一押しされていたのが香川県立丸亀高等学校演劇部の「フートボールの時間」です。

高校演劇?

演劇って、今までなんとなく避けてたところがあるけど、この放送を聞いてちょっと見てみようかなって思ってしまった。

特に、「これを紹介するために来たと言っても過言ではない」と言っていた「フートボールの時間」。

第29回全国高等学校総合文化祭で優秀校に選ばれた作品で澤田記者いわく「細かい部分で気になるところはあるけど、それを差し引いても胸に来るものがある」と

アフター6ジャンクションでの「高校演劇特集」はこちらで聴けます→

・・・

気になるじゃないですか。

とにかく見てみよう

と、気になったところでなんとこの丸亀高校演劇部が演じた「フートボールの時間」がテレビで見れるそうです。

NHK Eテレ 9/9 午後3時30分~午後4時35分
「青春舞台2018」

http://www4.nhk.or.jp/P736/

第64回全国高等学校演劇大会最優秀作品放送

TBSの記者がNHKの番宣なんて・・・

番組見ました!感想はこちら→

日本初の女子サッカー

By Arabrity [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons

フートボールとはフットボール、つまりサッカーのこと。大正時代に「フートボール(サッカー)」に興じる女子生徒の写真が発見されたことから着想を得た舞台で、当時の社会状況、その後の時代、女子の社会的地位、そして戦後まで断絶する女子サッカーの歴史を考えると俄然興味が湧きます。

女性の人権問題が取りざたされる昨今でもあるので、時流に乗った話題とも言えます。

写真に写っていた女生徒達は、旧制香川県丸亀高等女学校(今の丸亀高校の前身)の生徒たち。つまり写真に写っている生徒の後輩たちが演じているというわけです。生き生きとボールを追いかける先輩たちの姿に感じるものがあったのでしょう。

フートボールにかける想いと演劇にかける想い、この二つが交錯した瞬間を見逃すわけにはいきません。

日本での女子サッカーの歴史は、60年代に神戸で始まったとされていたのですが、2010(11?)年に、上記の写真が見つかり、大正時代に女子によるサッカーが行われていることが判明。

しかし、なぜ丸亀に?という疑問がわいてくるわけですが。

ちなみに筆者は丸亀出身で、丸亀高校は地元の高校なのです。(出身校ではない)それで余計に気になるのかもしれないですね。

この事実はNHKのタイムスクープハンターでも取り上げられ、日本で最も古いクラブチーム「東京蹴球団」当時在籍した唯一の女子2人が丸亀出身であることから、女子サッカーの歴史を追いかける内容であったようです。

丸亀に滞在していたドイツ人捕虜

タイムスクープハンターでも取り上げられていたのですが、当時丸亀には第一次大戦のドイツ人捕虜が在留しており、そこにいたドイツ人からサッカーを教わったのではないかというのが要因の一つとして考えられるようです。

このドイツ人捕虜が収容されていた場所というのが、うちの実家の近所でもある西本願寺塩屋別院。実家のお墓もある旦那寺でもあるんです。小さいころよく遊んでました。丸亀高校もうちから近く、なるほどそこで教わったというのは地理的に納得いくものがあります。

ちなみに、このドイツ人捕虜収容所はクラッシックの演奏にも興じていたそうです。その後徳島に収容所が吸収され、そこでベートーベンの「第九」が演奏されたのが、年末に「第九」が演奏される発祥とされているわけですが、そんなこともありここのお寺が「元祖第九発祥の地」という主張をしているみたいですね。

(よくよく考察するとちょっと違うようです。詳しくはこちらの記事で)

それはさておき、この話題は非常に映画向きですよね。宇多丸さんも言ってましたけど。映画とか朝ドラ向き。

大正という時代、女学生の立場、身分、女性の地位、地方の問題など。現代と絡めるときっと非常に魅力的な物語になるはず。

ついつい想いを馳せちゃいます。

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